I’m OK. You’re OK.〜このサイトについて〜

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どれだけ真剣に一冊に向かってもまったく記憶に残らないこともあれば、

たった一小節、あるいは、たった一言が頭から離れず、定着し、指針になることもある。

 

「I’m ok, you’re ok.」

 

心理学を大学で学んでいた頃、ある日の授業で出会った言葉。

 

意味としては

「私は正しく、あなたも正しい。」

 

この言葉は、心理カウンセリングの基本的な姿勢と教えられた。

「I’m ok, you’re ok.」

「私は正しく、あなたも正しい。」

 

僕は結局大学に7年近く在籍したのだが、卒業した今も、

この言葉は自分の指針の一つとなっており、これが僕の基本的な在り方になっている。

 

TwitterやYouTubeをはじめ、他者と繋がり意見を交わし合うツールが身近にあることが一般的になった今、ネット上では、あらゆる意見が日々飛び交っている。

 

ネガティブな側面を見れば、(多分今の俺はネガティブに目が行きがちなのだろう。)

ネタなのか本気なのかは知らないが、無駄に人を煽るような言葉や揚げ足とり、

人のコンプレックスを刺激したり、金が全てかのようなポジショントーク、

発信者と価値観を持たぬ者に対する人格否定のような行き過ぎた発言、煽り、弱者認定のような時に冷酷な言葉、

フォロワー数による絶対的強者感とマウンティングが日々行われている。

 

これらが起こるのは、システムの性質上とあらゆる人間がある目的を持って活動している以上、

仕方のないことだとは理解できる。

 

SNSの醍醐味とは、現実世界での年齢や地位、経験による視点、知性や人間性の違い、

これらの壁をなくして、

本来交わることのないものが不特定多数、平等に交流の権利を持ち、発言ができる場であるのだから

そりぁ生きる世界線や経験の違いから、誰かは傷つき、誰かは反発するだろうと。

 

それにTwitterにおいてフォロワー数とは一番の指標である。

必ずしも140文字の言葉そのままが全てではないこともあるし、

140文字の制約の中では、全てを表現しきれないこともあるだろう。

これからの時代、鈍感力を養うことも必要なのかもしれない。

 

それでも僕らは誰かが放った1つの発言に多少なりとも影響を受ける。

また、あまりに多くの意見と情報に、

正解がわからなくなることもある。

 

しかし、SNSはチャンスでもある。

特に若者にとって使わないという選択肢はないほどに浸透している。

ならば、

もっと平和な世界は作れないものか。

 

僕が今、ひとつ言えるのは、人生に、自己実現の方法に、

「絶対的な正解はない。」

ということ。

 

君にも僕にも、

それぞれの生き方があり、それぞれの幸せの形がある。

 

全てはあくまで一つの意見であって、

絶対ではないんだ。

 

なにを正解とし推し進めるかを決めるのは、自分。

このブログが、自分なりの生き方や幸せの形を見つけることに、

少しでも役に立つことがあれば嬉しく思う。

 

最後に、もう一度、

「I’m ok, you’re ok.」

「私は正しく、あなたも正しい。」

 

RYO