生真面目さんに忠告【ブラック企業はすぐ辞めろ。3つの理由。】

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【実体験】まずは僕の話「けして弱かったわけじゃない。」

僕は精神疾患になり体が動かなくなり退職するまで長い間、やたら規模のデカい、

いわゆるブラック企業に勤めていた。

そこで僕は都内で1番の給料をもらい、レジェンドだとか、神だとか、会社を変えた男だとか言われていたのだ。

最終的には計数百人の教育に携わり、個人スキルでは都内でトップと言われ、

教育者としても評価され、

各エリアのトップは僕が育て、社長が唯一レベルで意見を聞いてくれる人物になったのだ。

 

そんな僕はけして弱かったわけじゃない。むしろ身体的にもメンタル的にもとても強かったし、

そのブラック企業において1番と言っていいほどに優遇されていた。

 

それでも(それ故にかもしれないが)、僕は体を壊した。

 

今回はそんな僕が実体験を通して学んだ「ブラック企業は即やめるべき理由3つ」をお伝えする。

 

この記事は、特に、

一度始めたらすぐに仕事を辞めてはいけない、と固く思っている責任感のある人や生真面目な人、

まだエネルギーと可能性に溢れている年齢的に若い世代の人、

今の仕事を続けるべきか悩んでいる人に読んでもらいたい。

 

1、心身の健康を壊す可能性がある

冒頭で話したように僕は仕事をうまくこなし、会社からは良い待遇を受けていたが、

それでも心身の健康を崩した。

その主な理由としては、過酷な労働環境で長期間に渡り頼りきりにされたからだ。

同じ業種の健全な会社では、その業務をこなすのに5〜8人程度の人間を配置するが、

僕らは基本的に二人で行っていた。

その大きな理由としては、僕が圧倒的に仕事ができてしまった、というのがあるが、

普通の会社なら、それでも人間を増やすだろう。

 

しかし、とにかく人件費を削減して大きな利益をあげる、これが会社の方針であった。

 

加えていつの間にか、扱うのが大変な人間、うまく仕事をこなせない人間が僕の元に集められるような体制ができ、仕事ができるようになったら他へ回される、というような状態が続いた。

 

それでも僕には仕事に野心があり、常にアドレナリン出まくりの状態であったので、

つらいと思ったことはあまりなかったが、長い時間をかけて確実に疲労は蓄積していたようだ。

 

僕はこれまで持ち前の器用さと、不屈の精神で全てを乗り越えてきたタイプで、

自分が壊れるというイメージが一切なかった。

しかし、徐々に体に異変が起き始め、次第に努力しても時間を守れなくなっていった。

 

このようにマインドはポジティブで強気のままであっても、

過剰労働による限界のサインとして、肉体の方から精神疾患の症状が出始めることもある。

 

ブラック企業のシステムに順応し、楽しむことすらできていても、

次々と過酷な状況を押し付けてくるような会社で働くことは危険だ。

 

体調を崩してから気づいても遅い。

 

2、ブラック企業がスタンダードになるとその後の転職が難しくなる

僕が長く勤めていたブラック企業は労働環境だけでなく、

当初、人間関係も酷かった。

頭のおかしい会長が突発的に起業してたまたま成功し拡大したような会社であったので、

ヤンキー気質のパワハラ的な指導やリーダーシップがまかり通っていた。

当時は僕もヤンチャで何も感じなかったが、今考えるとありえない状況で仕事をしていた。

あまりにツラい修羅のような環境を乗り越えたという自信はのちの僕の誇りとなったが、

同時に、その当時の記憶は根強く頭に残り続け、社会だったり仕事とはそういうものだ、

という社会不信のような認識が強くなってしまったように思う。

言い方は悪いが、社会とはゴミのような、また大したことのない会社や上司や人間が沢山だと。

そして僕はそのような状況を組織のトップになることでできる限り改善してきた自負があるので、

しょうもないルールで成り立つ会社や人間に対して怒りや憎しみすら持つようになってしまった。

 

そんなわけで僕は圧倒的な力を持ち自身で変革していく以外に、

クリーンなシステムで成り立っている会社というものを知らないし、

今さらしょうもない上司の下で仕事を始める自信がない。

(特に今の自分自身が体調不良でパフォーマンスを発揮できない状況で)

 

ただ、僕をスカウトしてくれる会社はそれなりの数あり、

会社の様子を見てきたが、意外と社会(会社)とはそんなに悪いところばかりでもなさそうだ。

従業員にとってより良い環境を用意しようと努力している会社や、

社風からか、多くの愛想の良い人間で構成されている会社もそれなりにあった。

イキイキと働いている友人だって何人もいる。

 

つまり僕が言いたいのは、長く勤めたあのブラック企業がスタンダードになってしまったことで、

新しい仕事を積極的に探してチャレンジすることが、

人よりも億劫に感じるようになってしまったということだ。

このような精神的な拒否反応はないに越したことはない。

できれば社会に対してフッ軽でいたい。笑

だから劣悪な環境だと感じたら、耐えるのでなく、さっさと引くべきだ。

わるいのはあなたではなく、会社もしくはその場の人間であるのだから。

人生は一度きりだ。

よりポジティブな環境で有限である時間を注ぎ、

人との関係を築き、仕事のスキルを磨くべきだ。

 

これが2つ目の理由。

 

福利厚生がしっかりしていない可能性がある

ブラック企業は福利厚生がしっかりしていない可能性がある。

というか、ない、可能性すらある。笑

今の時代ありえないと思うが、それが僕の前職の会社である。

時代の流れで仕方なくバイトの時給から社員の給料まで上がりはしたが、

そもそも有給がない。

10時間以上働いても休憩は30分もなかったりすることが普通にある。

 

最近後輩から聞いた話では、コロナの影響で事業を縮小するにあたり、

使えない社員を切れ、ということでどんどんクビにし、なんの補償もないらしい。

会長に反発した社長もクビになった。

 

僕らの世代は特にヤンキーパワハラ体質の中、おそらく人よりも過酷な状況で熱く働いてきた。

それぞれがそんな環境の中で、いかにサービスの質と利益を高めるか、

後輩たちが僕らのような理不尽な思いをせずに楽しく働けるか、を常に考えながら働いてきた。

 

それがコロナで事業縮小にあたり、なんの補償もなくクビにして終わり、である。

その話を聞いて、まさに使い捨てだな、と改めて裏切られた気持ちになった。

(とはいえ、僕らには超えてきた自負と絆と仲間との楽しい思い出はあるが。) 

 

今時こんな会社はもうないかもしれないが、

福利厚生は心身の健康や仕事の満足度や、

イレギュラーなトラブルに備えるという意味でとても大事だ。笑

 

時間は有限。自分のためにより賢い選択を。

僕は結果的にブラック企業で熱くなり、体調不良にまでなってしまったが、

野心を抱き、仲間ができ、共に熱くなった日々というのは、財産であり、青春であり、誇りでもある。

だから後悔はない。

しかし、その場所が違うところであったなら、違う世界線があったなら、と思うこともある。

なぜなら僕には、それ以上の、1番の夢があるからだ。

まあ、過ぎたことを口にしてもしょうがないが。

 

年齢を重ね、うつ病になった今思うことは、

あの爆発的なエネルギーというのは財産だったな、ということと、

「時間」。

過ぎた時間は戻らない。

 

だからこそ、この記事を読んでくれたあなたには、より良い選択をしてもらいたいと思い、書いた。