【不登校の対応】親が勉強してくれると助かるという話【うつ病・精神疾患の対応】

Mental
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精神科の先生と話をする機会があったのですが、

そこで話題となり教えてもらったことは、

 

不登校や、うつ病などの精神疾患のつらさはなってみないとわからないですよ。

多くの親子が理解し合えないということが原因で揉めてるんですよね。」

 

とのこと。

 

・・・

 

めっちゃわかる←

 

というのも、

俺も親に理解してもらう、認めてもらえるようになるまでには、かなり苦労しました。

親から理解を得るために、俺は尋常じゃない努力をして学業・仕事などで結果を示すことで、

なんとか現在は良好な関係でいますが、

そうなるまでには10年以上かかったかなという印象。

 

とはいえ、両親がわるい、というわけではありません。両親も忍耐の日々だったと思います。

当時は一般的に、うつ病は病気ではなく、考え方の問題・甘え、という印象が根強かったです。

 

努力のおかげで、結果として、人間的にも大きく成長できましたが、

同時に、本当にやりたいことを後回しにしてしまったので、そこに関してはかなり後悔しています。

そういう意味で、若さと情熱に溢れた尊い時間を、

トラウマの解消や親子のギクシャクにエネルギーを注いだというのは大きなロスだったな、と。

 

はじめからもっと親の理解があれば、生きやすかった、とは強く思います。

そして、親に対して、認めるのがおせぇよ‼︎と強く思っています。

(ある意味あの地獄のような日々をほとんど自力で乗り越えられたのは奇跡とも思います。笑

尋常ではない努力量でした。思春期の子が皆、自発的にそうなれるのかといえば疑問です。おそらく無理。)

 

なので、今回は、子供が不登校・精神疾患になった場合、

親が勉強することが互いにとっていかに大事なのか、考えを述べます。

 

この記事を最後まで読み、意識してもらえれば、

子供との関係性が変わりますし、おそらく子供の将来が変わります。

 

 

(なお、この記事は、実際に経験してきた人間として、

どうしても、不登校・精神疾患を患った側の意見になってしまうと思われるため、

オトナな皆さんに対して、生意気だったらすみません。

ちなみに最後はハートフル展開です。笑

 

なぜ不登校やうつ病などで親子は揉めるのか

不登校の場合、子供が思春期ということもあるでしょうが、

そこを考慮しても、

毎度の言い合いの原因が、「不登校であること」や「精神疾患のような症状のせい」である場合は、

はっきり言って、親の勉強不足です。

 

俺が親であれば間違いなく子供の状態について知ろうとしますし自ら書籍などで学びます。

なぜなら子供の幸福を願い、導く。それが親の役目であるからです。

 

現時点で子供とコミュニケーションがうまくいかないという場合は、

親が知識を蓄え、子の状態や症状を知り、考えを変えない限り、いくら話しても揉め続けます。

平行線のままどころか、その言い合いの積み重ねの中で、

思春期の子供は傷つき、孤独を感じ、人間不信やネガティブなイメージなどに苦しむなど、

さらによくない状態になり、社会復帰が遠のくことがあります。

その間にも時は進みますから、早めにチャレンジの機会を与えないと、

場合によっては取り返しのつかない状態になることだってあるでしょう。

 

愛情だけではダメです。学んでください。

(想いはあるのにうまく伝わらず、親子で言い合いや傷付け合う状態を続けるってもったいなくないですか?)

 

なぜ不登校やうつ病では勉強する親が少ないのか

ではなぜ不登校やうつ病・精神疾患の場合、我が子のために勉強する親が少ないのでしょうか。

 

そもそも総務省統計局によると日本の社会人の1日の平均勉強時間は6分と言われています。

日本では大人が自発的に勉強するという習慣がないということも1つの原因と考えられるでしょう。

 

話が少し逸れましたが、

原因は主に二つあるのではないかと考えます。

以下の通りです。

 

1、子供の状態が病気ではなく気持ちの問題と考えている。

2、親がこの問題を今の知識量や考え方で解決しようとしている。

 

例えば、目に見えて負傷しているとわかる骨折や病名のついた病の場合、

周りは心配やサポート、病院探しや自発的に知識を蓄えたりなどしてくれますが、

 

精神疾患などある意味目に見えない問題の場合、同じ病気であるにも関わらず、

周りから理解されたり、積極的なサポートをしてもらうことがまず難しいとは感じます。

 

不登校(や引きこもり)は病気なのか

あくまで不登校経験者としての個人的な見解ですが、

 

不登校(や引きこもり)は心の風邪という病気です。

 

というより、そういう認識でいいです。

(あくまで、親が持つ認識の話です。不登校の子に「お前は病気だ」とは絶対に言わないでください。)

 

不登校が病気という認識でいい、

というのには理由があります。それは、

 

そのくらい真剣に考えて子供に接して欲しい。

親に、学んで欲しい。

 

不登校の子に対する理解やサポートをして欲しい。

(書籍や施設・環境、サービスなど沢山の手助けのヒントが世の中にはあります。)

導いて欲しい。

(思春期や不登校の子、精神疾患の子に、自分で全て乗り越えろ、考えろ、自立しろは酷すぎます。

 事実として、大人と子供では、人生経験も知識も視野も圧倒的に違います。)

という理由です。

 

また不登校や引きこもりの場合、実際に精神疾患にかかっている場合があります。

俺の場合、当時は、自律神経失調症、双極性障害の気があり、幻聴も聴こえていました。

疑いがある場合は、一度心療内科や精神科で診てもらうという選択もあります。

なお病院の選び方については慎重におこなってください。(当ブログに記事があります。)

不登校の子にとって診察にいくというのは大きな心理的負担です。

  

(なんだか書いていて申し訳なくなってきました。元不登校として、かわりにあやまっておきます。

苦労おかけして、すみません。そして、よろしくお願いします。) 

 

実際、子供たちも内心ではそう思っていたりもします。

そうなりたくてなっているわけではありません。

できれば子供たちだって、「普通」に、「笑顔」で、いたいんです。

「家族を傷つけたくない」んです。

口ではひどいことを言ってしまうこともありますが、感謝もしていますし、

理解しあいたいと思っているんです。

 

親が学び子供と接すると起こるポジティブな変化とは

これはあくまで子供側経験者としての個人的な考えですが、(また一応心理を専攻した心理士として)

 

親に不登校の心理や青年期心理学・精神疾患(うつ病、双極性障害、自律神経失調症、対人恐怖症)などの

知識があれば、ほぼ間違いなく親子のコミュニケーションが一歩前進、ポジティブな方向へ進みます。

 

(ちなみに勉強といっても膨大な量ではありません。

書籍を数冊読む程度でも確実に変わると思います。

精神疾患についてはまずわかりやすく網羅的な一冊を読むことをオススメします。)

 

不登校や精神疾患に関する知識があれば、

子供の状態に対する捉え方・考え方は絶対変わりますね。

 

なので、問題に対して、いい意味で寛大になれ、冷静に対処しやすくなると思います。

また視野も広がるので、教育の仕方、子供の導き方、サービスの利用など、

あらゆる可能性について考えられるようになると思います。

 

愛情があっても親子のコミュニケーションの中で熱くなり、

感情的に言ってしまった一言が子供を深く傷つけ

それはのちの子供の成長や未来に大きく影響を与えることになったりするので、

そうならないためにもぜひ数冊の書籍からでも学んで知識を得て欲しいと思います。

 

親が理解しようとしてくれている、学んでくれているという姿勢が子供には嬉しい。

当時の俺が親に求めていたことは、実はたった一つでした。

それは、

 

「俺を信じて待ってくれ」

 

ただそれだけでした。

 

ただそれだけのことを親に理解してもらうために、

何度も言い合いを重ね、傷付けあい、その度に、罪の意識に苦しみ、足掻き、

やがて、人間不信となり感情を表に出さなくなりました。

そして、力こそが全てだ、という発想から、結果に異常に固執するようになりました。

(15年後その異常な努力のツケが回り、俺はまた体を壊します。笑)

時には「残酷な人間」「冷酷な人間」「悪魔」と言われ、それはいまだに罪の意識として、

俺の頭にありますし、「社会不適合者」の言葉は俺の今の生き方に大きな影響を与えています。

 

10年以上のギクシャクした関係から、今の比較的良好な関係があるのは

俺が結果で示し続けてきたことである程度親が認めてくれたこと

お互いが多少丸くなったということもあるでしょうが、

 

今さらおせぇよ、と思いつつも、

理解を示し、いまさらながら、なんとなく学ぼうとしてくれているという姿勢が伝わるので、

俺は、素直に感謝し、また頑張ろうと思えています。

 

親の「お前はできる。大丈夫だ。」

「あせるな、心配するな。」

の言葉が今の俺の力となっています。

 

案外、子供たちが求めているものってたったその一言だったり、

その姿勢だったりするのかもしれません。

 

最後に、今の俺の心を支えてくれている宝物を紹介します。

あれだけ揉めた父親からの手紙です。  

親に、認めてもらえた、信じてもらえている、理解しようとしてくれている、

その姿勢や言葉、たったそれだけで人間は変わったりするものです。

感謝。そして、また立派になって親孝行がしたいです。