【うつ病回復期】新たな人生の第一歩として部屋の掃除から始めよう。

Mental
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うつ病になると部屋の掃除が困難になるといわれている。

特に一人暮らしのうつ病はハードで、掃除など家事までちゃんとこなすなんて無理ゲーだ。

以前はホテルと称されていた僕の部屋も、うつ病になってからはめちゃくちゃであった。

そこで精神科の先生に相談したところ、

「うつ病の人で部屋が綺麗な人はいないと思いますよ。」と言われた。

逆に「掃除ができるようになってきた。」と言われると回復してきたと判断できるらしい。

 

それから数年経って、僕にも少しずつ意欲が湧いてきたので、

精神衛生上の理由と、新しい生活の第一歩として、まずは掃除を再開しようと思う。

(もうレディに部屋が汚いと毎度のように指摘されるのはこりごりだ。僕は本来清潔な男だ。)

 

そこで今回は、うつ病回復期の第一歩として部屋の掃除がオススメである理由や、

部屋が綺麗であることのメリット、綺麗な部屋を保つコツについて書いていく。

 

部屋を綺麗にして新しい生活を始めよう。

 

うつ病から復帰第一歩に掃除がオススメである理由

うつ病から社会復帰する・QOLを高めて快適な生活を送るには、

第一に健康(回復)、次に日常生活を普通にこなせること、そして金銭的な問題のクリア(仕事)、

が必要になると思うが、

 

部屋の掃除は

・作業の負荷レベルとしては重くない(軽い運動になる)

・好きな時に取り組め、好きな時に休める

という点で無理のない範囲で自分に負荷をかけるのに適している。

 

また精神衛生上のメリットも大きい

 

・軽い達成感が得られ、自己肯定感や自尊心の回復に役立つ

・部屋が綺麗であるとマインドもクリアになり、前向きな気持ちにもなりやすい

・動きやすい、(資料などを)見つけやすいで生産性が増す

 

個人的には、部屋が綺麗であることにより生産性が増すという部分が大きくて、

物を避けずに部屋の中で動ける、軽い運動や筋トレを行うスペースができる、

料理などをすぐに行える環境が整っている、外出の準備がすぐにできるようになる、

年金や医療に関する資料が素早く見つけられる、薬の管理をしやすくなる、

など、健康面、外出、現実的に処理しなくてはならない業務に対する心理的なハードルが下がる、と

良いことが沢山。

 

うつ病から復帰する段階において、

「当たり前のことを当たり前にこなせる」という喜びは思いの外大きい。

 

人生のリスタートは生活の基盤である部屋作りから。

 

綺麗な部屋を保つコツ

部屋を綺麗に保つコツは、

・掃除する時間や曜日を決めて習慣化する

・まずは特定の場所を綺麗にすること、清潔さを維持することから始める

・思い切って使わない物を捨てる

・掃除や整理のためのグッズを購入する

などです。

 

掃除する時間や曜日を決めて習慣化する

うつ病期間が長いと、

起きる時間、寝る時間、食事をとるタイミングなどの、

健康であった時代の習慣が崩れていることが多い。

 

心身の状態にも気を使わないといけないし、

加えて、やるべきことややりたいこと、焦りや不安等の葛藤などさまざまな問題が絡み

優先順位がわからない。

とにかくマインドがごちゃついている。

 

そんな中で「掃除」の優先順位はどうしても下がりがちになるのだが、

だからこそ、自身に少し強制力を働かせて、仕事として「掃除」の時間を設けてみると良い。

 

これまでのことは仕方ない、

大事なのは「これから」。

 

「今」から一つひとつ「当たり前」を取り戻していこう。

まずは特定の場所を綺麗にして維持することから始める

うつ病などの精神疾患を患う人の目標の多くは、以前のように、

「当たり前のことを当たり前にこなせる自分」になることだという。

 

つまり何が言いたいかといえば、

当たり前が当たり前ではない状態なんだから、一気に綺麗にするなんて無理はせず、

1カ所ずつ片付けていけばいい。

1カ所ずつであれば心理的にも体力的にもハードルは低くなる上、達成感が何度も味わえる。

 

それに「掃除を習慣化する」というのも1つの目標なので、

一気に掃除するよりも、日々掃除していくことに慣らした方が良い。

思い切って毎朝30分を掃除の時間にして曜日ごとに回してしまうとかもアリだろう。

 

掃除の優先順位として、オススメは水回りから。

トイレやお風呂が綺麗でないと精神的になんか萎える。(個人の意見笑)

それから仮に人を招いたとして、水回りが汚れているとかなりイメージが悪い。

 

キッチンが綺麗であれば、食事の準備や料理に対する心理的ハードルはかなり下がる。

 

部屋の掃除とは少しズレるが、洗濯ができれば洗濯予備軍の衣服が綺麗に片付く。

外出するときにTPOに合わせた適切な服を選びやすくなるだろう。

 

はじめはそんなもんでいい。

(ちなみに水回りを綺麗にすることは風水的に特に大事とされているので、

運気上昇するかも。笑)

 

思い切って使わない物を捨てる

掃除の難易度を圧倒的に下げるなら、ミニマリストになること。

 

単純に、部屋の収納スペースに対して物の方が多ければ当然綺麗な部屋にはならないし、

物が多いほど掃除の難易度は上がる。

 

人は身の回りの環境によってもマインド的に影響を受けるというが、

シンプルな部屋ではマインドもシンプルになる。

 

案外、長い間使っていないものは多い。必要になったらまた買えばいい。

新しい自分、新しい人生の始まりとして、運気を入れ替えるという意味でも、

一度物を整理してみよう。

 

ちなみに、金銭的に苦しい状態だと物を捨てられない傾向があるという。

上記でも述べたように、本来、必要になったらまた買えばいいのだが、

金銭的に余裕がないと「いつか使うかもしれない」という心理が働きやすくなる。

そのような時は冷静になって、この物は以前いつ使ったのか、思い返してみよう。

数年使ってなければ、基本的に捨ててしまっていいだろう。

 

掃除や整理のためのグッズを購入する

まずは物を減らすことから始めてほしいのだが、

その次のステップとして、掃除や整理のためのグッズを購入することも検討してみよう。

 

大きなものから細々したものまであるが、

購入することで圧倒的に掃除を楽にしたり、QOLを高めてくれたりしてくれるものがある。

(時がきたらそれらのグッズ紹介記事も書きたいが、とりあえずダイソンとルンバ最強だった)

 

消耗品1点1点のために買い物に行くのが大変であれば、

ネットスーパーを利用してまとめて購入すると楽だろう。

 

綺麗な部屋という基盤を作り新しい人生を始めよう

意欲が湧いてきた段階で掃除という作業が適度な負荷であることや、

QOLの向上や心身の健康を増進する上でも大切なことは理解してくれたと思う。

 

寝たきりのような状態から動く意欲が湧いてきた段階では、

現実的にやらなくてはならないことや、いろんな欲求や考えが頭の中にあり、

掃除があとまわしになりがちな人もいるとは思うが、

休職中であれば特に多くの時間を過ごすのは自宅。

 

ある程度、自分に強制力を働かせてでも、

生活の基盤を再構築するという意味で掃除を始めよう。

 

それから、人生を幸福に生きるには、人との繋がり、友情や恋愛も大事な要素であるが、

人を招く準備はできているだろうか?

 

日頃から部屋を清潔にしていないとせっかくの機会を逃してしまうことになる。

 

そもそも、部屋が汚い、という負い目があると自尊心は下がってしまうもの。

自尊心の低下は自分の魅力を薄めてしまうし、

無意識的にも交流の機会を避けてしまったりする。

 

部屋を綺麗にしとくと・・・、

 

↑こんな展開、いや、

 

↑こんな展開、があったりする。

 

なので「今」から掃除を始めて、綺麗な部屋を保つ努力をしよう。

ここから、リスタートだ。